インターネットには「ホショウ」がありません。
当初これが無いことがインターネットの普及を反対される理由でした。
「保証」
証(あかし)を立てることができない。
多くの企業、団体などをつないで1つのネットワークを構成しているのですが非常に多くの小さな団体をつなぐこともあり、それらについて運営母体があやふやだったり個人だったりするため運営母体が不明なこと起こりうるとおもいます。
「保障」
安全性を確保することができない。
利害関係のある会社同士がつながっていたり、相反目する組織同士がつながっていたりします。互いに情報戦を行うことも十分に考えられます。、また、流れている情報を盗み見される可能性もあります。
「補償」
損失を補うことができない。
参加している全ての組織は互いに自分たちの施設の一部を補償しないこと前提として提供しています。ネットワークで何らかの不具合が起きても接続に供している組織は流れているデータに不干渉ですのでデーターの消失、データーの窃用などのトラブルが起きても損失を補うことができません。
この3点に関しては現在でも確保されていません。このような危険性をはらんでいてもローコストで世界中をつなぐことのできるメリットは非常に大きく、インターネットのおかげで情報が的確に、瞬時に、何者にも制限を受けずに情報の共有ができるようになりました。